[Swift Playgrounds] なにができる?なにができない?編
おばんです、涼しくなって秋らしくなって散歩が楽しいですね。この間スマホを家において散歩に出たら帰りつけなくなりそうになった田中です。
今回はSwift Playgroundsでできること・できないことについて紹介します。
Swift Playgroundsとは?
こちらをご覧ください。
[Swift Playgrounds] - Swift Playgroundsことはじめ - 全体紹介編
できること
SwiftをiPad Pro上で書くことができる
Swiftのバージョンは2016/09/24時点では3です。 これまでSwiftを書いて動かすにはMac、またはLinux系のOSの搭載されたPCが必要でしたが、Swift Playgroundsの登場でiPad Pro上でもSwiftを書くことができるようになりました。
画面を共有することができる
Swift Playgroundsで実行しているLiveViewや、実際に書いている様子などを画像と動画で共有することができます。 アニメーションを作ったりした時や、書き方の順序を説明する際に動画を撮って共有することはとても便利です。
書いたソースコードを共有できる
書いたソースコードをAirDropやMailを使って共有することができます。 共有されたソースコードはMac上でみると.playgroundファイルとなっているので、すぐに実行してみることができます。
公式で配布されている学習コンテンツを見て学ぶことができる
2016/09/24現在では以下の9つのコンテンツが配布されています。
- Learn to Code 1
- Learn to Code 2
- Drawing Sounds
- Blink
- BattleShip
- Brick Breaker
- Answer
- Graphing
- Shapes
プログラミング自体の基本から、Swiftを用いた図形やグラフの描画、アルゴリズムの学習など幅広く学ぶことができます。
できないこと
Command + Fによる検索ができない
特定のキーワードを探すときなどにCommand + Fによる検索機能はXcodeでよく使う機能です。 しかしSwift Playgroundsではできないので若干不便に感じました。
Command + /でコメントアウトができない
日頃からプログラミングをしている方々にはおなじみの、コメントアウトのためのショートカット、"Command + /"。 2016/09/24時点の現バージョンでは使用できないようです。
文字サイズとフォントカラー、背景色の変更ができない
これはオプション的な機能かもしれませんが、背景が白だと目の疲れに直結してしまうのでできれば変えたいと思いました。
まとめ
iPad上でコードを書いて動かすことができて、さらにそれをすぐに共有することができるのはとても魅力的だと思いました。 出先で思いついたコードを書き留めておく。人に説明するときにすぐにコードを書いて説明したい。そんな場面が目に浮かぶようです。 できないことに関しても今後追加されると嬉しいですね。